頼まれ事

急な話ですが、皆さん立版古(たてばんこ)って知っていますか?
なぜ、こんな話をするかというと・・・
以前、姉から相談の電話が入りました。内容は・・・

姉:「小学校の担任の先生に卒業記念品を渡すんだけど、何かいいアイデアない?」

私:「急には思い浮かばないから考えておく」

そこで思いついたのが、立版古なんですよ。
ちなみに調べてみると、

立版古(たてばんこ)、「たてはんこ」ともいう。
江戸時代に錦絵のなかの「おもちゃ絵」のひとつとして広く楽しまれたもの。
「立てる版古(錦絵)」という名の通り、錦絵を切って組立てて楽しむものだが、組み上げた時の想像以上の立体感、
パノラマ感の驚き、楽しさはまさに立版古ならでは。多くは歌舞伎の芝居、舞台をミニチュア化したものであったり、
風景、名所、風物などを模写したものなどが多かったようで、かつては千種類以上のものがつくられていたのでは
ないかとも言われている。そんな立版古も何故か20世紀初頭、大正時代あたりを最後にほぼ消えていってしまう。
盛んに親しまれていた江戸時代からのものも、現存するものは非常に少なく、まさに幻の存在となってしまった。


↓これもある意味、立版古??

簡単に言うと、私の得意?とする立体額縁のようなものでしょうか。
先週、サンプルを製作し、役員の方が学校へ持っていったところ、なかなか評判がよかったらしく、
後日の姉からの電話で製作もお願いされました。

個人的な意見ですが、やっぱり定番の品(マグカップとか色紙)では味気ない気がしております。(あくまでワタクシ個人の意見)
「人と同じことをやっていてはダメなんだよ〜」と考えてしまう今日この頃・・・

これから細かい打合せなどしていきますが、心を込めて製作させていただきます。