今日も、コレクションのミニチュアチェアを紹介します。
ル・コルビュジエのＬＣ２とＬＣ４です。
■左の写真
コルビジェの代表作であるＬＣ２ グランコンフォートは、「大いなる快適」と訳されます。
デザイン家具の歴史の中でも大きな功績を残した作品で、コルビジェの代名詞ともなる名前です。
■右の写真
ル・コルビジェのLC4 シェーズロング Chaise Loungeです。
名作中の名作といわれ、世界の評価も非常にたかく、まさにコルビジェの作品群でも世界的に最高の知名度を誇る作品です。
しかし、実際のデザイナーはといえば、1928年にコルビジェのアトリエに入所して1年目のシャルロット・ペリアンだったのです。
シェーズロングは、 コルビジェの建築のコンセプトを元に導かれた形と、見事な休息椅子としての機能性、既成の装飾主義から抜け出し
「設備」としての家具を生み出そうとした結果、人間工学による曲線の算出や毛皮の選定、全てが彼女の努力により生まれたものです。
